話をすることと髪を切ること

子供の頃のイメージだと、男性は理容師で女性が美容師という感じだったのですが、実際に自分が美容室に行って髪を切ってもらうようになると、圧倒的に男性の美容師が多いということがわかりました。
女性の美容師にもお世話になった事がありますが、男女の差というのは結構あるものだと思います。
それを一番よく感じるのが、髪を切ってもらっている最中の美容師さんたちの話の内容です。
女性美容師はどちらかといえば噂話が好きで、男性美容師はけっこう私のことについて聞いてきます。
今日はお休みですか、お仕事は何をされているんですか、趣味は何ですかなど、初めて行った美容院で男性美容師にやってもらうと、けっこう矢継早といった感じで質問攻めされることがあります。
その点、女性は誰かの噂話を持ちだして、こうですよね、ああですよねといった話をしながら手を動かしていることが多いように思います。
これが自分でも不思議に思うところですが、この噂話が面倒に思えるときもあれば、あれこれ聞かれるのが面倒なときもあって、そのときどきの気分で、同じ美容室でも美容師を変えるのも手かな、と思うようになりました。
本当なら自分のことをよく知ってもらうために特定の人に決めた方が、いろいろ聞かれなくて済むのでしょうが、あまり知られるのもどうかな、という気もあるため、結局はいろいろな人にやってもらっています。
その結果、ヘアスタイルの出来栄えには固定感が出なくなって、気分的にはリフレッシュできています。