呼び方で印象が違って感じられるという事

女性が髪を切ったり頭髪のお手入れをしたりするところ、というと思い浮かぶのは美容室または美容院という場所です。
この二つの呼び名の違いはどこにあるのでしょう。
比較的若い世代では美容室と呼ぶ人が多いように思います。
そして若い世代の人は他にもサロン、ヘアサロンなどカタカナの呼び名で呼ぶ事も多いです。
サロンとヘアサロンをあえて分けて呼ぶのにも意味があり、サロンというと髪だけでなく顔や体のケアもしてくれる場所で、ヘアサロンというと髪のケアに特化した場所という認識もあります。
美容室というのは若い世代も熟年の世代も使う言葉ですが、より少しオシャレな、客層も少し若めのお店という認識があるようです。
最近はサロンとも呼ばれるような、髪を切るだけでなく、トリートメントやパック、頭皮のマッサージなどもメニューにあったりして、美容院よりはメニューにバラエティーがあります。
また、フェイシャルエステなど顔の肌のお手入れにもメニューが豊富にあったりして、ただ単に髪を切るだけの場所ではないという所が多いのも特徴です。
中には、髪を染めるという事に特化したサロンもあったり、パーマに特化したサロンもあったりするので、多様性があるサロンもあれば何か一つに特化したサロンもあります。
さて、最後に残った美容院ですが、こちらは比較的年齢層の高い女性の方が使う事が多い呼び方です。
髪を切る、パーマをかけるというメニューが一般的です。
比較的、馴染みのあるところにリピートして通う確率が高いのも大きな特徴でもあります。

話をすることと髪を切ること

子供の頃のイメージだと、男性は理容師で女性が美容師という感じだったのですが、実際に自分が美容室に行って髪を切ってもらうようになると、圧倒的に男性の美容師が多いということがわかりました。
女性の美容師にもお世話になった事がありますが、男女の差というのは結構あるものだと思います。
それを一番よく感じるのが、髪を切ってもらっている最中の美容師さんたちの話の内容です。
女性美容師はどちらかといえば噂話が好きで、男性美容師はけっこう私のことについて聞いてきます。
今日はお休みですか、お仕事は何をされているんですか、趣味は何ですかなど、初めて行った美容院で男性美容師にやってもらうと、けっこう矢継早といった感じで質問攻めされることがあります。
その点、女性は誰かの噂話を持ちだして、こうですよね、ああですよねといった話をしながら手を動かしていることが多いように思います。
これが自分でも不思議に思うところですが、この噂話が面倒に思えるときもあれば、あれこれ聞かれるのが面倒なときもあって、そのときどきの気分で、同じ美容室でも美容師を変えるのも手かな、と思うようになりました。
本当なら自分のことをよく知ってもらうために特定の人に決めた方が、いろいろ聞かれなくて済むのでしょうが、あまり知られるのもどうかな、という気もあるため、結局はいろいろな人にやってもらっています。
その結果、ヘアスタイルの出来栄えには固定感が出なくなって、気分的にはリフレッシュできています。